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<title>漢方と漢方薬は風邪・流感（インフルエンザ）に本当に有効か？</title>
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<description> 漢方薬は風邪やインフルエンザに対し、日本漢方で繁用される葛根湯や麻黄湯や大青竜湯だけでは十分に対処できない事実を直視し、中国清代に発達した温病学の漢方処方を導入すべきことを提唱する。  村田漢方堂薬局専属ブログです。御意見や御質問⇒●</description>
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<title>筆者１３年ぶりの高熱体験記←もしかしてインフルエンザ？</title>
<description> 先週にも湿疹や蕁麻疹で通っておられる女性達一家が、それぞれインフルエンザに罹患して、片方の一家はタミフル投与の応諾し、もう一方のご家族は謝絶した話しを当の女性達から直接話を聞いていたばかりである。 まさか、彼女等からうつされたインフルエンザだとは思いたくないが・・・ 以下は、漢方と漢方薬の質疑応答集と村田漢方堂薬局の近況報告の３月３１日投稿のブログからの引用である。 いくら忙しくたって遣り甲斐のある仕事ばかりではないので、時々この辛気臭い本業にウンザリする。 そんな一週間が...</description>
<dc:subject>風邪・インフルエンザに対する漢方薬</dc:subject>
<dc:creator>ヒゲ薬剤師</dc:creator>
<dc:date>2008-04-02T00:02:01+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　先週にも湿疹や蕁麻疹で通っておられる女性達一家が、それぞれインフルエンザに罹患して、片方の一家はタミフル投与の応諾し、もう一方のご家族は謝絶した話しを当の女性達から直接話を聞いていたばかりである。<br />　まさか、彼女等からうつされたインフルエンザだとは思いたくないが・・・<br />　以下は、<a href="http://murata-kanpo.seesaa.net/">漢方と漢方薬の質疑応答集と村田漢方堂薬局の近況報告</a>の３月３１日投稿のブログからの引用である。<blockquote>　いくら忙しくたって遣り甲斐のある仕事ばかりではないので、時々この辛気臭い本業にウンザリする。<br />　そんな一週間が終わった土曜日、やけに寒いな～と思いつつ完全に気力喪失状態で下らぬテレビを眺めながら厭世観にひたっているとけだるくてしょうがないのでひと寝入り。<br /><br />　夜八時頃起こされて体温を測ると３８度４分。節々は痛いし筋肉痛もある。咽喉周辺はひりひりとへばりつくような痛みと咳嗽。<br />　咳嗽の発生源が胸の中央付近で胸痛を伴う肺炎の手前を思わせるようないやらしい乾燥咳である。<br /><br />　咽喉のへばりつくような疼痛は「温熱の病邪は口鼻より入る」の温病学の考えから断然、銀翹散(ぎんぎょうさん)製剤でもシャープな効果を特徴とする涼解楽である。<br />　節々の疼痛や筋肉痛および悪寒を考えれば、とうぜん日本古方派なら麻黄湯を考えるところであろうが、ひどい食欲不振を考えれば絶対に使用したくない。<br /><br />　まずはひとい胸痛と胸に響く咳嗽を楽にしたいので涼解楽と小陥胸湯加減方剤に滋陰降下湯で咳嗽が一気に楽になる。安心して寝入り翌朝の日曜日を迎えると７度４分に下がっていた。（実際の服用薬には<u>排尿痛と小便の出渋りもひどかった</u>ので猪苓湯も加えている。）<br /><br />　そこで安心して、遣り残した雑事を片付けていたらまたぞろけだるくなって寝入る。夕方３時頃まで寝入って目が覚めたときには何と８度９分、頭はガンガン、トイレに行くのもふらふら。咳嗽も胸痛もかなり軽くなったが節々と筋肉が痛む。僅かな寒気がどうしても取れない。熱感もあまり感じない。（いかにも麻黄湯証である。）<br /><br />　やっぱりこれは風寒束表に対する配合が明かに不足しているように思われる。といってもこのひどい食欲不振をどうするか？<br />　愚娘などは高熱を発すると決まって食欲旺盛になっていた。関係ないけど・・・。<br />　「虚に乗じて邪が侵入」したのであるから、常々　<a href="http://ryukan.seesaa.net/">漢方と漢方薬は風邪・流感（インフルエンザ）に本当に有効か？</a>　というブログにも書いている通りに上記方剤に参蘇飲を加えることにした。<br /><br />　涼解楽と小陥胸湯加減方剤に滋陰降下湯に参蘇飲・猪苓湯<br /><br />　すると半時間も経たない間に７度５分まで下がる。少し食欲がでたが下痢をした。どうにも僅かな寒気が取れないのはカッコウショウキサン証の合併だったかと得心してさらにこれを追加服用。<br /><br />　この時点で気がつくと咽喉のへばりつくような疼痛や胸痛も咳嗽などほとんど消失。<br />　熱も軽度になったが高熱のあとだけに身体がだるい。症状から見てもまるでインフルエンザのようだが身近に医者がいないので検査もできない。<br />　夜、昨夜からジュース類以外は咽喉を通らなかったのが梅干ご飯にお湯をかけて食べれた。体温も３７度以内３６度までを上下。<br /><br />　夜は涼解楽と小陥胸湯加減方剤にカッコウショウキサンと参蘇飲・猪苓湯で寝る。<br />　月曜日は鼻声を残してまったく平熱。食欲が俄然沸く。<br />　幸い、１日中、送り注文とお馴染みさんが来られるばかりで、最も神経を使う新人さんが無かったのが幸い。<br /><br />　夜の今現在の服用は、念のために涼解楽とカッコウショウキサンと参蘇飲・猪苓湯。<br />　こんな華奢？な身体に麻黄湯を使用していたら、どうなっていたか分からない（苦笑）。<br /><br /><big><b>追記：</b></big>　当然、板藍茶や白花蛇舌草は常時併用しているはずが、時に熱に浮かされ服用を忘れているときもあった。高熱時に地竜や牛黄製剤も使用したが初日の土曜日にはまだ<u>寒気が強い時だったため</u>か、有効性はほとんど感じられない。<br />　翌日の８度９分の時にも使用したが、この時は一気に熱が下がったのは地竜と牛黄製剤のおかげかもしれない。<br /><br />　なお、終始寒気が伴っていたので暖房で強烈に室内を暖めていた。</blockquote><a name="more"></a>
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<title>新型インフルエンザの漢方的防御方法</title>
<description> 新型インフルエンザが大流行するのは時間の問題だと騒がれはじめて、もう何年になるだろう。いまだに流行しないところを見ると、ハテナということは既に述べた。 ところでもしも大流行したとしても、実際には漢方的にかなり防御可能ではないかという根拠がある。 温病学的には、温熱の病邪は口鼻より入るとする考えは、現代西洋医学知識と一致するもので、抗ウイルス薬のリレンザは、直接、咽喉に薬物を吸い込ませて咽喉粘膜部分でウイルスの増殖を防ぐ方法で成立するものである。 これとほとんど同様な方法が、...</description>
<dc:subject>新型インフルエンザ問題</dc:subject>
<dc:creator>ヒゲ薬剤師</dc:creator>
<dc:date>2008-03-05T21:52:50+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　新型インフルエンザが大流行するのは時間の問題だと騒がれはじめて、もう何年になるだろう。いまだに流行しないところを見ると、ハテナということは既に述べた。<br /><br />　ところでもしも大流行したとしても、実際には漢方的にかなり防御可能ではないかという根拠がある。<br /><br />　温病学的には、温熱の病邪は口鼻より入るとする考えは、現代西洋医学知識と一致するもので、抗ウイルス薬のリレンザは、直接、咽喉に薬物を吸い込ませて咽喉粘膜部分でウイルスの増殖を防ぐ方法で成立するものである。<br /><br />　これとほとんど同様な方法が、天津感冒片などの銀翹散(ぎんぎょうさん)製剤を用いてトローチ代わりに少量を咽喉の粘膜に付着させる方法で、通常の風邪やインフルエンザを防御して成功して来た実績が、そのまま新型インフルエンザにも通用することが十分に想像できるはずである。<br /><br />　タミフル耐性のインフルエンザウイルスがヨーロッパで席捲しているというニュースが流れているが、このために急遽リレンザの備蓄を急ぐべきだとの意見が強まっているといわれる。<br />　そのヨーロッパで席捲するタミフル耐性インフルエンザと鳥インフルエンザが豚の体内で情報交換してタミフル耐性の新型インフルエンザが出現する可能性が高いという論拠なのであろうか。<br /><br />　西洋薬のリレンザに匹敵する可能性があるのは天津感冒片や涼解楽を代表とする銀翹散製剤であるのではないか、と強く期待しているし、十分、可能であると考える昨今である。<br /><br />　温熱の病邪は口鼻より入るのであるから、天津感冒片の少量をトローチ代わりに使用する方法による過去の実績は馬鹿に出来ないはずである。<br /><br /><br />【鳥および新型インフルエンザ情報】<br />　　　　<a href="http://homepage3.nifty.com/sank/">鳥及び新型インフルエンザ海外直近情報集</a><a name="more"></a>
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<title>新型インフルエンザに変異すると弱毒化する</title>
<description> 鳥インフルエンザ自体が存在することは明らかだから、既存の人インフルエンザウイルスと鳥インフルエンザウイルスが豚の体内で、互いの情報交換により生まれる新型ウイルスは当然、遅かれ早かれ出現する可能性は高いのであろう。 この人から人へと容易に感染する新型ウイルスの誕生以後は、かなり弱毒化する。 鳥インフルエンザＨ５Ｎ１型の致死率は約６０％とされるが、新型になると２％以下に低下するだろうと予測されている。（３，２００万人が感染して最悪６４万人の死亡者が出るとの予測が発表されているの...</description>
<dc:subject>新型インフルエンザ問題</dc:subject>
<dc:creator>ヒゲ薬剤師</dc:creator>
<dc:date>2008-03-01T01:42:17+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　鳥インフルエンザ自体が存在することは明らかだから、既存の人インフルエンザウイルスと鳥インフルエンザウイルスが豚の体内で、互いの情報交換により生まれる新型ウイルスは当然、遅かれ早かれ出現する可能性は高いのであろう。<br /><br />　この人から人へと容易に感染する新型ウイルスの誕生以後は、かなり弱毒化する。<br />　鳥インフルエンザＨ５Ｎ１型の致死率は約６０％とされるが、新型になると２％以下に低下するだろうと予測されている。<br />（３，２００万人が感染して最悪６４万人の死亡者が出るとの予測が発表されているのだから、致死率は２％以下という試算になる。）<br /><br />　この２％以下の致死率というのも、かなりな強毒性のインフルエンザと言えるが、これらの予測から考えても、昨日書いた「壮大なデマ」に近い話ではないかという疑義も、当たらずといえども遠からずと言えるかもしれないのである。<br /><br />　このように数字をパーセントに変えて考えていくと、やはりダイオキシン騒動のケースに次第に接近しそうな気がしてならない予感である。<br />　狼少年のように、今にやって来ると言われ続けながら、まだやって来ない新型インフルエンザではあるが、<b>さらに弱毒化して欲しいし、ダイオキシンレベルのデマもどきであってくれることを願うばかりである</b>。<a name="more"></a>
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<dc:date>2008-03-01T01:42:17+09:00</dc:date>
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<title>壮大なデマかもしれない鳥インフルエンザ問題</title>
<description> そもそも冷静に考えれば鳥インフルエンザが直接人間に感染するなんて有り得ない話なのである。 もしかすると何年も前から騒がれているこの鳥インフルエンザ騒動も、ダイオキシン問題の場合と同様にデマに等しい話ではないかと疑っておく必要がある。 いまだにダイオキシンが猛毒であると信じているおめでたい人が大多数らしいが、ダイオキシン騒動こそ、まったくのデマに等しいものであったことを知る人は少ない。 今回の新型インフルエンザ問題でも、鳥インフルエンザが直接人間様に感染するなんて有り得ない話...</description>
<dc:subject>新型インフルエンザ問題</dc:subject>
<dc:creator>ヒゲ薬剤師</dc:creator>
<dc:date>2008-02-29T02:51:47+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　そもそも冷静に考えれば鳥インフルエンザが直接人間に感染するなんて有り得ない話なのである。<br />　もしかすると何年も前から騒がれているこの鳥インフルエンザ騒動も、ダイオキシン問題の場合と同様にデマに等しい話ではないかと疑っておく必要がある。<br /><br />　いまだにダイオキシンが猛毒であると信じているおめでたい人が大多数らしいが、ダイオキシン騒動こそ、まったくのデマに等しいものであったことを知る人は少ない。<br /><br />　今回の新型インフルエンザ問題でも、鳥インフルエンザが直接人間様に感染するなんて有り得ない話なのである。<br /><br />　いまにもウイルスが変異して人から人への強毒性の新型インフルエンザが大流行を起こすと世界中で恐れられている。<br />　そのお陰で、抗ウイルス薬のタミフルやリレンザの各国の備蓄競争が続いている。<br /><br />　何年も前から新型ウイルスの発生の危険性が叫ばれながら、未だに流行しないところを見ると、やはり思い出すべきは最初の出発点の鳥インフルエンザが直接人に感染するというウイルス学上では有り得ない眉唾である。<br /><br />　今年中に大流行を見なければ、やはりダイオキシン騒動と同様なデマだったと判断すべきだろう。<br />　もしも本当に世界的に広く流行するとすれば・・・・・ちょっと書きたくても迂闊に書けない未確認情報が潜んでいる。<a name="more"></a>
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<title>新型インフルエンザで漢方薬はどの程度有効だろうか？</title>
<description> 鳥インフルエンザが人から人へと感染する新型インフルエンザに変異し、世界的に流行するのは時間の問題だとされている。 その時に最も期待される治療薬がタミフルであることは既に述べた。 それでは漢方薬は役に立つのだろうか？という疑問であるが、少なくとも六経弁証の傷寒論医学では、あまり期待がもてそうにない。なぜなら、鳥インフルエンザに感染した人の症状から類推できる部分があるからである。 咽喉腫痛を伴って急に高熱を発し、その後に下痢や嘔吐、そして各臓器から出血が生じて・・・ これらの症...</description>
<dc:subject>新型インフルエンザ問題</dc:subject>
<dc:creator>ヒゲ薬剤師</dc:creator>
<dc:date>2008-02-27T22:59:49+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　鳥インフルエンザが人から人へと感染する新型インフルエンザに変異し、世界的に流行するのは時間の問題だとされている。<br />　その時に最も期待される治療薬がタミフルであることは既に述べた。<br /><br />　それでは漢方薬は役に立つのだろうか？という疑問であるが、少なくとも六経弁証の傷寒論医学では、あまり期待がもてそうにない。なぜなら、鳥インフルエンザに感染した人の症状から類推できる部分があるからである。<br /><br />　<b><span style="color:#FF0000;">咽喉腫痛を伴って急に高熱を発し、その後に下痢や嘔吐、そして各臓器から出血が生じて・・・</span></b><br /><br />　これらの症状を弁証分析するには温病学における<b>三焦弁証</b>がもっともフィットする。<br />　病毒（新型インフルエンザウイルス）を上から受けると<a href="http://mkanpo.exblog.jp/3434231/"><strong>少陽三焦</strong></a>を通路として上から下へと縦方向の伝変形式とっている。<br /><br />　温病学を取り入れようとしない日本漢方（日本古方派）にはあまり期待できないが、中医学派の先生方には三焦弁証を主体に、多少とも貢献してもらえるかもしれない。<a name="more"></a>
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<dc:date>2008-02-27T22:59:49+09:00</dc:date>
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<title>新型インフルエンザが日本に上陸したら漢方薬で治せますか？</title>
<description> 鳥インフルエンザが変異して人からヒトへと伝染するようになったら、日本へ上陸する危険性は極めて大きくなる。 ひとたび上陸した場合には３２００万人が感染し６４万人の死者が予測されると発表されているが、これに多少とも対抗できるかもしれないのが例のタミフルだといわれる。 それゆえ、タミフルの備蓄が急務とされているらしいが、今年は通常のインフルエンザがそれほど流行しないので巷にはややだぶついている？と噂される。 「いつ発生してもおかしくない」といわれる新型インフルエンザであるが、タミ...</description>
<dc:subject>新型インフルエンザ問題</dc:subject>
<dc:creator>ヒゲ薬剤師</dc:creator>
<dc:date>2008-02-22T00:17:39+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　鳥インフルエンザが変異して人からヒトへと伝染するようになったら、日本へ上陸する危険性は極めて大きくなる。<br />　ひとたび上陸した場合には３２００万人が感染し６４万人の死者が予測されると発表されているが、これに多少とも対抗できるかもしれないのが例のタミフルだといわれる。<br /><br />　それゆえ、タミフルの備蓄が急務とされているらしいが、今年は通常のインフルエンザがそれほど流行しないので巷にはややだぶついている？と噂される。<br />　「いつ発生してもおかしくない」といわれる新型インフルエンザであるが、タミフルが有効に作用してくれることを祈るばかりである。<br /><br />　ところで、この新型ウイルスには漢方薬は効かないのだろうか？という質問を昨今しばしば受けるので、それらのご質問に対する予測を書いておきたい。<br />　<br />　まず、西洋医学でも治療に難航を極めることが予測される、このやっかいな伝染病を漢方薬がそれほど容易に通用するとは考え難い。しかしながら、一般のインフルエンザ程度なら、タミフルに負けない実力を発揮している漢方であるから、多少とも通用するのではないか、と考えても僭越すぎることはないだろう。<br /><br />　つまり、中医学の弁証論治を正確に行い、温病学系統の知識と技術をフルに発揮すれば、あるいはかなりな成果が得られる可能性も十分に考えられる。<br />　正確な弁証分型の把握と、適切な漢方薬の配合があれば、タミフルに負けない貢献ができるのではないかと期待したいところである。<br /><br />　温病系のパターンであれば、やはり主薬は銀翹散製剤（天津感冒片や涼解楽など）を主体に、辛夷清肺湯や結胸散、あるいは高熱に備えて地竜（ミミズ）、牛黄製剤など。吐き下しを伴うようであればカッコウショウキサンや猪苓湯や五苓散など。付録として板藍茶や白花蛇舌草も役に立つことがあるかもしれない。<br />　傷寒系の方剤、葛根湯や麻黄湯、あるいは参蘇飲も必要になることもあるのかもしれない？<br /><br />　現実に新型インフルエンザが上陸した場合を恐れて、昨今、頻繁に問い合わせを受けるのみならず、常連さんやお馴染みさんたちに限っては、漢方薬を買い被ってか？風邪関連の漢方処方の備蓄（苦笑）に余念がない。<br /><br />　もしも、我々漢方専門薬局の人間が真っ先に新型インフルエンザに斃れては面目ないので、今からあらゆることを想定して頭の訓練をしておく必要がありそうだ。<a name="more"></a>
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<title>強烈な悪寒（寒気）から始まる風邪でも温病のことが多い現実</title>
<description> 先日、運動を終えた後に強烈な悪寒に襲われ風邪を引いたと思ったので葛根湯製剤（葛根と麻黄と甘草の比率が４：２：１）を服用して就寝したが、朝になって咽喉腫痛が伴って熱気を感じ、寒気は少なくなっていた。さらに葛根湯製剤を服用したが、足が冷えるのに上半身は熱気で熱く、発熱もはじまったがどうしたらよいだろうとのご相談があった。 葛根湯は現時点の風邪治療には逆効果となるので止めてもらい、直ぐに天津感冒片（銀翹散製剤）と板藍茶の併用に切り替えてもらった。 この女性の場合、過去、関節リウマ...</description>
<dc:subject>風邪・インフルエンザに対する漢方薬</dc:subject>
<dc:creator>ヒゲ薬剤師</dc:creator>
<dc:date>2008-02-09T13:28:40+09:00</dc:date>
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　先日、運動を終えた後に強烈な悪寒に襲われ風邪を引いたと思ったので葛根湯製剤（葛根と麻黄と甘草の比率が４：２：１）を服用して就寝したが、朝になって咽喉腫痛が伴って熱気を感じ、寒気は少なくなっていた。さらに葛根湯製剤を服用したが、足が冷えるのに上半身は熱気で熱く、発熱もはじまったがどうしたらよいだろうとのご相談があった。<br /><br />　葛根湯は現時点の風邪治療には逆効果となるので止めてもらい、直ぐに天津感冒片（銀翹散製剤）と板藍茶の併用に切り替えてもらった。<br /><br />　この女性の場合、過去、関節リウマチを患っており、しばらく寛解していたところで一ヶ月前に両手首の関節部分から再発を疑わせる疼痛が持続するようになり、弁証論治により、葛根と麻黄と甘草の比率が４：２：１とした葛根湯製剤の服用ですっかり症状が消失していた矢先の風邪引きであった。<br /><br />　もともと咽喉が弱いほうで、風邪を引くと直ぐに咽喉をやられる方だが、リウマチに使用した葛根湯製剤が手元にあるので、素人判断で直ぐに使用したものの、関節痛を治した時のようには風邪には効果を示さず、結局は銀翹散製剤（天津感冒片）を使用せざるをえなかったわけである。<br /><br />　このように初期に強烈な悪寒に襲われる風邪やインフルエンザの場合でも、傷寒と思って麻黄の配合された傷寒系の方剤を使用すると、一気に温病の本来の姿が出現する場合が多いので要注意である。<br />　<b>長年の経験ではほとんどがこのケースである。</b><br />　このような場合には即、葛根湯などの麻黄配合方剤は中止して銀翹散(ぎんぎょうさん）製剤、天津感冒片や涼快楽などに切り替えなければならない。<a name="more"></a>
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<title>東海地方のＡ型インフルエンザ流行地区からのおたより</title>
<description>女性薬剤師さんからのおたより「Ａ型インフルエンザ流行地方からのおたより」からの抜粋引用前略  こちらでは、Ａ型インフルエンザがとても流行しています。先日、いやいやながらも、薬剤師会の当番で、休日救急医療センターに当直した折りの感想です。 Ａ型インフルエンザが流行っており、狭い待合室の密閉された空間は、何だか臭いまでムとウイルスの存在を感じさせるようで、いつインフルエンザを引いてもおかしくない、イヤな状況です。 毎年、この時期の当直で、体調を崩すことが多いので、この日は完全防備...</description>
<dc:subject>風邪・インフルエンザに対する漢方薬</dc:subject>
<dc:creator>ヒゲ薬剤師</dc:creator>
<dc:date>2008-02-08T09:21:55+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
女性薬剤師さんからのおたより「<a href="http://murata-kanpo.seesaa.net/article/82895843.html">Ａ型インフルエンザ流行地方からのおたより</a>」からの抜粋引用<blockquote>前略　　こちらでは、Ａ型インフルエンザがとても流行しています。<br />先日、いやいやながらも、薬剤師会の当番で、休日救急医療センターに当直した折りの感想です。<br /><br />　Ａ型インフルエンザが流行っており、狭い待合室の密閉された空間は、何だか臭いまでムとウイルスの存在を感じさせるようで、いつインフルエンザを引いてもおかしくない、イヤな状況です。<br />　毎年、この時期の当直で、体調を崩すことが多いので、この日は完全防備ででかけました。<br /><br />　前日の夕食を、一汁一菜の和食で腹七分、当日の朝は、韮の温裏粥を少々食べました。 <br /><br />これは、先日、<strong>安保先生</strong>にお逢いしたとき、<span style="color:#FF0000;">インフルエンザを吸い込んでも、発病する人としない人の違いは、マクロファージの段階で処理できるか否かの問題で、飽食によりマクロファージがその処理に疲弊していると、ウイルスを食べられず、リンパ球等を動員してくると、熱が出て、発病に至る・</span>・・とのお話をされていたためです。<br />　村田先生が、いつもおっしゃるように、腹七分は万病の予防です。<br /><br />　急患センターに到着すると、相方の薬剤師、ドクター二人と顔合わせし、皆さんインフルエンザをもらわないように、全員マスクをして、気合いを入れました。<br />ちなみに、朝の体調は全員良好でした。<br /><br />　私は、患者さんと話をするたびに、タンポポ茶でうがいをして、時折、銀翹解毒丸を飲んでいました。昼は、自宅から玄米のおにぎりを持参。<br />　相方の薬剤師は、にぎり寿司、ドクター二人はトンカツ定食を食べておられました。<br /><br />　ところが、夕方４時を回るころ、相方の薬剤師は、激しい悪寒、頭痛、節々の痛みを訴えました。どうみても傷寒証の症状です。舌をみると、胃腸も冷えていました。<br />　私は、ポケットに、麻黄湯、麻黄附子細辛湯、銀翹解毒丸を忍ばせていたので、相方に麻黄湯を一服渡しました。<br /><br />　時を３０分くらいずらし、トンカツを食べておられた１人のドクターが、”麻黄湯なんてないよね？”<br />　と言ってこられるので、”どうされました？”とお聞きすると<br />”２人とも（ドクター）喉が痛く、熱感がしてきてるから・・・やられたみたい。薬剤師さん、麻黄湯ってどうよ？”<br />　とおっしゃるわけです。（ちなみに、この日は患者さんにはタミフルがバンバン出てました）<br /><br />　漢方の真髄をご存じないドクターに、弁証論治がどうの・・といってもラチがあかないので、私からみて、お二人とも、まちがいなく温病の証で、湿熱体質とみてとれたため、持っていた銀翹解毒丸を飲んでいただきました。<br /><br />　こうして、２時間後の終了時には、相方もドクターも回復に向かっていました。<br />　このとき、私が思ったのは、同じインフルエンザに暴露され、体内に取り込んでも、その人の体の状態（寒、熱、湿・・・など）により、反応が違うのでは？ということです。<br />　体に湿や熱をためていれば、ウイルスの増殖も早く、温病型の証を呈してくるのかもしれないし、体が冷えていれば、傷寒証を呈してくるのかも・・・？<br />　同様に、内湿が多ければ、湿邪にやられやすいし、乾燥した体質であれば、湿邪は有り難い・・　後略</blockquote><a name="more"></a>
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<title>風邪で発熱して最初から治るまで葛根湯証が継続するケースもある</title>
<description> 近頃、東北地方や北陸地方の人達の風邪の漢方薬治療の相談を受ける機会が増えている。いずれも一度は当方の薬局（山口県下関市の村田漢方堂薬局）へ、慢性病のご相談で数日の日程で直接来られたことのある人達ばかりである。 寒い冬に風邪を引かれたときにもメールなどでご相談を受けたが、諸症状から寒気が継続して項背部の凝りを訴え、発熱して以後も首の真裏を温めると気持ちが良く、頭痛が激しい。 発熱して以後も変わらないので、葛根湯製剤を主方剤として銀翹散製剤（天津感冒片）の少量をトローチ代わりに...</description>
<dc:subject>風邪・インフルエンザに対する漢方薬</dc:subject>
<dc:creator>ヒゲ薬剤師</dc:creator>
<dc:date>2008-01-28T21:00:34+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　近頃、東北地方や北陸地方の人達の風邪の漢方薬治療の相談を受ける機会が増えている。いずれも一度は当方の薬局（山口県下関市の<a href="http://murata-kanpo.ftw.jp/">村田漢方堂薬局</a>）へ、慢性病のご相談で数日の日程で直接来られたことのある人達ばかりである。<br /><br />　寒い冬に風邪を引かれたときにもメールなどでご相談を受けたが、諸症状から寒気が継続して項背部の凝りを訴え、発熱して以後も首の真裏を温めると気持ちが良く、頭痛が激しい。<br />　発熱して以後も変わらないので、葛根湯製剤を主方剤として銀翹散製剤（天津感冒片）の少量をトローチ代わりに使用してもらってあっさりと治癒されている。<br />　同様なケースのご相談も最近受けたばかりであるが、このようなケースは当方の地元近辺（山口県）では稀なことである。<br /><br />　確かに初期には葛根湯証を呈するかに見えても、直ぐに温病特有の症候があらわれ、銀翹散製剤（天津感冒片や涼解楽）を主方に板藍茶の併用で治るケースがほとんどであるが、東北地方や北陸地方の人達の風邪の実体を知るにつけ、寒さの厳しい地方では葛根湯や麻黄湯が主方になることが意外に多いのかもしれない。<br /><br />　ところが、関東や東海地方、および関西、山陰地方の人達のご相談を受ける限りでは、殆どが早期に温病特有の風邪症状を示しているので、当方の地元近辺の状況と、ほとんど変わるところがないように思われる。<br /><br />　この違いは、やはり地方性の問題が関連しているに違いない。<a name="more"></a>
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<title>説得力のあるインフルエンザワクチン無効説</title>
<description> 昨年暮れに発行された書籍『インフルエンザワクチンは打たないで』（双葉社発行）定価1,000円＋税。 著者は元国立公衆衛生院衛疫学部感染症室長、母里啓子氏であるから説得力は抜群である。 要するにインフルエンザワクチンは無効であるということだ。むしろ、稀に生じる副作用死の方が怖いかもしれない。 ウイルス学者の間ではインフルエンザワクチンが無効であることは常識であっても、どうして昨今ワクチンの重要性がさかんに宣伝されはじめたかの経緯は本書を読んで知ってもらいたい。 小生ごときがこ...</description>
<dc:subject>抗インフルエンザウイルス剤</dc:subject>
<dc:creator>ヒゲ薬剤師</dc:creator>
<dc:date>2008-01-14T11:45:08+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　昨年暮れに発行された書籍『インフルエンザワクチンは打たないで』（双葉社発行）定価1,000円＋税。<br />　著者は元国立公衆衛生院衛疫学部感染症室長、母里啓子氏であるから説得力は抜群である。<br /><br />　要するにインフルエンザワクチンは無効であるということだ。むしろ、稀に生じる副作用死の方が怖いかもしれない。<br />　ウイルス学者の間ではインフルエンザワクチンが無効であることは常識であっても、どうして昨今ワクチンの重要性がさかんに宣伝されはじめたかの経緯は本書を読んで知ってもらいたい。<br /><br />　小生ごときがこのような重大で不気味な仕組みをここで種明かしするのは身の危険を感じる（苦笑）ので、余計なことはこれ以上書かないことにする。<br /><br />　蛇足ながら、本書とは無関係ながらタミフルに代る漢方薬の麻黄湯（まおう）の宣伝も盛んだが、もしも咽喉腫痛から始まる温病系の感染症だった場合に、うかつに麻黄湯を使用するとどうなるか？<br />　よくよく専門家と相談して服用されることを願うものである。<br /><br />　少なくとも既に汗ばんでいる患者さんが誤って麻黄湯を使用すると、運が悪いと大発汗して碌なことはない。<br /><br />　麻黄湯が使用できるのは、明らかな表寒実証の場合だけである。つまり悪寒が強烈で強く発汗させれば治るタイプである。<br /><br />　多少とも咽喉腫痛があって寒気よりも熱感が目立つ場合は、明らかに銀翹散系列（涼解楽や天津感冒片など）が主体の温病系の感染症であるから、くれぐれもお間違いのないように！<br /><br />　最初に寒気が強くとも咽喉腫痛を伴って熱感が伴ってきそうな気配が濃厚な場合こそ、正確な弁証論治と正しい漢方薬の運用が必要なので、中医学に詳しい専門家と相談するに限る。<a name="more"></a>
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<title>新聞記事「インフルエンザに麻黄湯が副作用もなくタミフルなみにきく」というのは本当か？</title>
<description>性別 : 女性年齢 : 40歳~49歳簡単なご住所 : 近畿地方ご意見やご質問をどうぞ : 先日新聞でインフルエンザに麻黄湯が副作用もなくタミフルなみにきく、と読みましたのでいろいろ検索していて、こちらのＨＰにきました。 ところが、こちらではインフルエンザ時期に麻黄湯を飲むのはだめとのこと。 実は数年前から天津感冒片、ばんらん茶は常備しており、引き始めは葛根湯、熱がでたら天津感冒片を服用し、まずまず風邪は撃退できてはいるのですが、今年は受験生がおりますので、新聞記事のようにイ...</description>
<dc:subject>風邪・インフルエンザに対する漢方薬</dc:subject>
<dc:creator>ヒゲ薬剤師</dc:creator>
<dc:date>2007-12-08T01:52:13+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
性別 : 女性<br />年齢 : 40歳～49歳<br />簡単なご住所 : 近畿地方<br /><font color="#ff0000">ご意見やご質問をどうぞ :</font> 先日新聞でインフルエンザに麻黄湯が副作用もなくタミフルなみにきく、と読みましたのでいろいろ検索していて、こちらのＨＰにきました。<br />　ところが、こちらではインフルエンザ時期に麻黄湯を飲むのはだめとのこと。<br /><br />　実は数年前から天津感冒片、ばんらん茶は常備しており、引き始めは葛根湯、熱がでたら天津感冒片を服用し、まずまず風邪は撃退できてはいるのですが、今年は受験生がおりますので、新聞記事のようにインフルエンザが２日で麻黄湯で熱が下がったとみますと悩むところです。<br /><br />　麻黄湯と天津感冒片を同時に飲む、というのはアリなのでしょうか。私が購入している薬局では葛根湯と天津感冒片を同時はｏｋといわれたのですが。<br /><br />　それと予防には天津感冒片を一個×３回とありますが子供だったら寝る前に一個でも効果はありますか？長々とすみません。回答いただけると助かります。<br /><br /><font color="#990000">お返事メール：</font>風邪を引くと必ずノドをやられるタイプの人では、予防には天津感冒片を１錠齧るようにしてマズイ味を咽喉に染ますように飲み込むと効果的です。一日３～４回、板藍茶とともに服用することです。大人も子供も同様です。シバシバ罹る大人では２錠使用することもあり得ます。<br /><br />　ところで実際にインフルエンザに罹ったときですが、それを新聞に出ているように麻黄湯だけに限定してしまうのは無謀です。<br />　そもそも漢方薬は急性疾患であっても、その人の体質と病状に合わせて処方されなくてはなりません。<br /><br />　当然、体質によっては麻黄湯や大青竜湯という麻黄（エフェドリンの製剤原料）の配合された処方が適応する人もあり得ることでしょう。<br />　といっても、現実には果たしてどうかと言えば、皆が皆、麻黄湯が合うとは限らず、体質と病状によっては逆効果となり、副作用が出てしまう人もあり得るのです。<br /><br />　ですから、インフルエンザの漢方薬は麻黄湯だと決め込むような幼稚な考えの専門家にはかからず、真の漢方薬に習熟した専門家に直接ご相談して適切な処方を得るべきです。<br />　その人の体質も病状も分からない段階から、急性時の処方をあらかじめ麻黄湯と限定するのは、あまりにも無謀です。<br /><br />　咽喉腫痛を伴う風邪であれインフルエンザであれ、多くは天津感冒片や涼解楽などの銀翹散製剤を主体に使用するのが、中医学では常識ですが、諸条件によって併用する漢方薬も異なります。<br />　購入されている薬局さんを信頼して、直接指導を仰ぐのが無難かもしれません。<br /><br /><big><b>【編集後記】</b></big>　参考文献：<a href="http://ryukan.seesaa.net/article/37859536.html"><b>2007年04月05日</b> <strong>タミフルの使用を控え、かわりに麻黄湯が注目されているといわれるが・・・</strong></a><br /><br /><img src="http://www.simonoseki.net/IMG_3352.JPG" width="440" height="330" alt="" border="0"><a name="more"></a>
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<link>http://ryukan.seesaa.net/article/71118716.html</link>
<title>傷寒論医学の危うさについて</title>
<description>お便り：東海地方の漢方専門薬局経営の女性薬剤師 本日はお忙しいのにお便りをいただき、ありがとうございました。 本当に寒くなり、こちらは今夜は雪の気配です。 歳とともに寒さに弱くなり、冬は苦手な季節となりましたが、唯一の喜びは、猫が、こたつがわりに一緒に寝てくれることです。 ところでこれから3月頃まで、私にとっては最もやっかいな季節です。 と申しますのは、過去に大きな失敗をやらかしているからです。 2年前の11月に、その年はひどく体力が落ちていたのか、肺熱&amp;#12316;肺陰虚...</description>
<dc:subject>風邪・インフルエンザに対する漢方薬</dc:subject>
<dc:creator>ヒゲ薬剤師</dc:creator>
<dc:date>2007-12-05T20:13:26+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<font color="#ff0000">お便り：</font>東海地方の漢方専門薬局経営の女性薬剤師<br /><br />　本日はお忙しいのにお便りをいただき、ありがとうございました。<br />　本当に寒くなり、こちらは今夜は雪の気配です。<br />　歳とともに寒さに弱くなり、冬は苦手な季節となりましたが、唯一の喜びは、猫が、こたつがわりに一緒に寝てくれることです。<br /><br />　ところでこれから3月頃まで、私にとっては最もやっかいな季節です。<br />　と申しますのは、過去に大きな失敗をやらかしているからです。<br />　2年前の11月に、その年はひどく体力が落ちていたのか、肺熱&#12316;肺陰虚の症状で悩まされ、声も出なくなり、患者さんから”先生、どうぞお大事に！”と言われる大失態がありました。<br /><br />　さらにこりもせず、今年3月、銀翹散製剤が最もよく出ていた時期なのに、自分の症状を見間違えてしまいました。<br /><br />　悪寒がひどく、とにかく寒くて、いてもたってもいられないのと、頭皮や皮膚の表面がとても痛くこわばっており、舌も白く冷えていました。<br />　これはどう考えても麻黄湯を使わざるを得ないと思い、麻黄湯を飲んだのですが、これが効いたときのような爽快感はなく、あいかわらず寒けがたまらず、しかもどんどんと身体痛がひどく、あっという間に足腰が痛くて立てなくなりました。<br />　<b>しまった！と思ったときにはすでに肺熱症状が出てきました。</b><br /><br />　麻黄湯で温めたのが災いして、倍以上の早さで温病に入り込まれてしまったようです。 <br /><br />　慌てて銀翹散系の処方、積雪草、白花草など清熱剤を取り入れて治しましたが、骨がくだけるようにしんどかったことを覚えています。（骨仙人）<br /><br />　インフルエンザが流行る時期は、どんなに風寒の症状があろうとも、麻黄湯関連の方剤は御法度に近く、<b>決して単剤で用いてはならない</b>ことを肝に銘じました。<br /><br />　もうひとつあります。<br />　10年ほど前、小学生の一人娘を危うくダメにするところでした。<br />　これも何の因果か麻黄湯！<br /><br />　そのときも風寒の症状が強く、こんなときに子供によく麻黄湯を処方していたので使用したのですが、情報の伝達不足で、家族が市販の<b>総合風邪薬を飲ませていたらしく、麻黄が重複してしまいました。</b>（これは後になってわかったことです）<br /><br />　しばらくすると、娘は夢遊病者のように立ち上がり、冷蔵庫から牛乳を出してきて、自分のベッドにまき始めました。”お母さん、すだれのようにキレイ&#12316;”とニタニタと笑いながら、おかしな幻覚が見えていたようです。<br />　慌てて病院へ連れていったところ、”脳炎の疑い”とのことで、髄液の検査等をされ、娘にとても辛い思いをさせてしまいました。<br /><br />　さいわい、翌日には娘は正気にもどり、病院では”原因不明”と言われましたが、明らかに<b>麻黄の過量投与による幻覚と脳炎様症状</b>であったことに気がつきました。<br />　とんでもない母親です。<br /><br />　<b>市販の子供用の風邪シロップなどには必ず麻黄系統の薬剤が入っており、いい加減に飲ませているお母さんも多いようです。</b><br />　インフルエンザ時の座薬などについては、注意が呼びかけられていますが、麻黄については一向ないものです。<br />　<b>高熱時に麻黄を使用するのはとても注意が必要かと思います。</b><br /><br />　長々と、とんだ恥かき話をしてしまいました。<br />　<b>漢方というと、風邪には葛根湯！と安易に考えて購入される方も多いので、書かせていただきました。</b><br /><br /><br /><font color="#990000">お返事メール：</font>●●先生<br /><br />　冬到来の時節柄、時宜にかなった貴重なご体験のご報告、まことに　ありがとうございます！！！<br />　是非ともブログに転載させて頂きたいのですが、ご許可頂けるでしょうか？<br /><br />　ヒゲジジイ自身もとんでもない最悪の体験をしています。<br /><br /><a href="http://ryukan.seesaa.net/article/16609596.html" target="_blank">http://ryukan.seesaa.net/article/16609596.html</a><br /><br />　二十数年前とは言え、傷寒論医学の無力感を身をもって体験し、そのことが今日の中医学導入のきっかけの一つともなっていると思います。<br />　小生の場合は、<b>医師の往診まで依頼する始末だったのですから悲惨でした。</b><br /><br />　ご許可を得られましたら、早急にブログへ転載させて頂きたい、時節柄もグッド・タイミングですので、小生の上記の悲惨な体験　<a href="http://ryukan.seesaa.net/article/16609596.html" target="_blank">http://ryukan.seesaa.net/article/16609596.html</a>　も同時に併記してブログにと思っていますので・・・・。<br /><br /><br />【編集後記】　貴重な体験のお便り頂いた先生は、ヒゲジジイのメインブログ　<strong><a href="http://murata-kanpo.seesaa.net/">漢方と漢方薬の質疑応答集と村田漢方堂薬局の近況報告</a></strong>　で時々御出場頂いている同業の漢方専門薬局経営の先生です。<a name="more"></a>
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</item>
<item rdf:about="http://ryukan.seesaa.net/article/70680086.html">
<link>http://ryukan.seesaa.net/article/70680086.html</link>
<title>風邪や流感予防の漢方薬</title>
<description> 風邪の予防方法は様々だが、長年試してもらってみて最も評判がよいのが、銀翹散製剤の中でも服用量を加減しやすい錠剤の天津感冒片の少量を常用する方法である。 特に毎回咽喉腫痛や咽喉の違和感などから始まるタイプの人達にはうってつけのようである。 天津感冒片を1回に１錠~２錠、多くは１錠でも十分なようだ。これを１日３回くらい、必ず就寝前にも服用しておくべきである。夜中に口を開けて寝るタイプの人には極めて有効である。 同時に板藍茶や白花蛇舌草を併用されている人が多い。 実際の漢方相談業...</description>
<dc:subject>風邪・インフルエンザに対する漢方薬</dc:subject>
<dc:creator>ヒゲ薬剤師</dc:creator>
<dc:date>2007-12-03T13:47:11+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　風邪の予防方法は様々だが、長年試してもらってみて最も評判がよいのが、銀翹散製剤の中でも服用量を加減しやすい錠剤の天津感冒片の少量を常用する方法である。<br />　特に毎回咽喉腫痛や咽喉の違和感などから始まるタイプの人達にはうってつけのようである。<br /><br />　天津感冒片を1回に１錠～２錠、多くは１錠でも十分なようだ。これを１日３回くらい、必ず就寝前にも服用しておくべきである。夜中に口を開けて寝るタイプの人には極めて有効である。<br /><br />　同時に板藍茶や白花蛇舌草を併用されている人が多い。<br /><br />　実際の漢方相談業務においては、もっと詳細なコツをそれぞれの体質に応じて個別的にアドバイスしている。<a name="more"></a>
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]]></content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://ryukan.seesaa.net/article/70084452.html">
<link>http://ryukan.seesaa.net/article/70084452.html</link>
<title>銀翹散製剤の製品名は天津感冒片（てんしんかんぼうへん）や涼解楽（りょうかいらく）</title>
<description> 銀翹散製剤もメーカー間で精度が微妙に異なるが、当方ではイスクラの「天津感冒片」と「涼解楽」を使用している。板藍根エキスも同社の「板藍茶」が濃度が高く安上がりである。 天津感冒片は錠剤だから、分量を加減するにはとても便利であり、涼解楽はエキス顆粒で溶解速度が速いので、重症の時や、なるべく速効を得たい時には重宝である。 一昨日、小生自身が寒気と透明な鼻水が微量続くので、涼解楽と板藍茶・白花蛇舌草を同時に飲んで翌日には治っていた。 咽喉腫痛もなく、僅かな寒気と軽度の咳嗽を伴ってい...</description>
<dc:subject>風邪・インフルエンザに対する漢方薬</dc:subject>
<dc:creator>ヒゲ薬剤師</dc:creator>
<dc:date>2007-11-30T01:34:51+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
　銀翹散製剤もメーカー間で精度が微妙に異なるが、当方ではイスクラの「天津感冒片」と「涼解楽」を使用している。板藍根エキスも同社の「板藍茶」が濃度が高く安上がりである。<br /><br />　天津感冒片は錠剤だから、分量を加減するにはとても便利であり、涼解楽はエキス顆粒で溶解速度が速いので、重症の時や、なるべく速効を得たい時には重宝である。<br /><br />　一昨日、小生自身が寒気と透明な鼻水が微量続くので、涼解楽と板藍茶・白花蛇舌草を同時に飲んで翌日には治っていた。<br />　咽喉腫痛もなく、僅かな寒気と軽度の咳嗽を伴っていた。<br /><br />　一見、巷でささやかれる「青い風邪」のようであるか、実際には「赤い風邪」なのである。その見分けは強い悪寒はなく、僅かな寒気である。ゾクゾクする寒気ではなかったので、透明な鼻水が続いても温病系の風邪であることを類推することが出来るのである。<a name="more"></a>
]]><![CDATA[
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<item rdf:about="http://ryukan.seesaa.net/article/67790831.html">
<link>http://ryukan.seesaa.net/article/67790831.html</link>
<title>風邪でも体質によっては葛根湯証が継続し続ける人もある</title>
<description> 現代社会では明治時代などの寒さが厳しい時代と異なって「風邪を引いたら葛根湯」というのはほとんど神話にちかく、悪寒が強いほんの初期だけに適応するだけだ、というのが本ブログの主張であったが、もちろん例外はある。悪寒・項背部の凝りなどの葛根湯証がしばらく続く人もある。 日頃から肩こり・頭痛などの持病をかかえ、葛根湯証が日頃から持続している人達にあっても、咽喉腫痛を伴う風邪を引いた場合は、銀翹散製剤（天津感冒片など）の温病系の方剤が主体となることが多い。このことには変わりないが、一...</description>
<dc:subject>風邪・インフルエンザに対する漢方薬</dc:subject>
<dc:creator>ヒゲ薬剤師</dc:creator>
<dc:date>2007-11-20T12:57:10+09:00</dc:date>
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　現代社会では明治時代などの寒さが厳しい時代と異なって「風邪を引いたら葛根湯」というのはほとんど神話にちかく、悪寒が強いほんの初期だけに適応するだけだ、というのが本ブログの主張であったが、もちろん例外はある。悪寒・項背部の凝りなどの葛根湯証がしばらく続く人もある。<br /><br />　日頃から肩こり・頭痛などの持病をかかえ、葛根湯証が日頃から持続している人達にあっても、咽喉腫痛を伴う風邪を引いた場合は、銀翹散製剤（天津感冒片など）の温病系の方剤が主体となることが多い。このことには変わりないが、一部の人では、悪寒に伴った項背部の凝りと冷え、頭痛や肩こりなどの葛根湯証が継続したまま咽喉腫痛が継続する場合もある。あるいは咽喉腫痛が消えても黄色い鼻汁を伴っているなども同様である。<br /><br />　このような場合は、日本漢方では葛根湯加桔梗石膏を処方するのが通り相場だが、現実的には葛根湯を主体に銀翹散製剤を適量加えることで十分に対処出来るのである。もちろん板藍根があれば併用した方がよいのは言うまでもない。<br /><br />　上記に類似した病状の人が最近、東北地方のお馴染みさんで現実に遭遇したばかりなので、敢えてここに記すのである。<br />　要するに、風邪やインフルエンザの傾向と対策はあるていど規定することは出来るが、実際には個人個人の体質はかなり異なるので、あくまで個別的に綿密な弁証論治に基づいて、臨機応変の対応をしなければならないのが漢方医薬学の現実でありかつ、原則である。<a name="more"></a>
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