インフルエンザに麻黄湯と決め込む日本漢方の危うさについて


参考ブログ:風邪やインフルエンザの漢方薬:漢方薬専門・村田漢方堂薬局(山口県下関市)の近況報告

2009年05月18日

新型インフルエンザはむしろ秋以降に警戒が必要かもしれない

 今回の新型インフルエンザは、タミフルやリレンザがよく奏功するそうだから、昨今タミフル耐性が増えている季節性のインフルエンザよりもマシかもしれない。

 それほど毒性も強くなさそうだし、いまのところ日本国内には重篤な患者さんはいないといわれる。

 まだまだ患者さんは増え続けるだろうが、むしろ警戒すべきは、インフルエンザウイルスが活発化しやすい秋以降だろうと予測する専門家も多いらしい。

 その頃には変異して毒性や伝染性がより強まったり、タミフルやリレンザに耐性が出来ないとも限らない。

 そのような場合に、漢方薬の役割はあるのかどうかの問題だか、すでにこのブログでは再三再四書いてきたつもりだから、屋上に屋を重ねるつもりは無い。

 むしろ専門家に少しヒントにしてもらいたいのは、随分以前に書いたので改定・増補すべき部分もあるが・・・

漢方薬による風邪・流感(インフルエンザ)の治療法私案

 このような様々なバリエーションは一つのサンプルに過ぎず、固定的な一定不変のものではないので、素人さんが勝手に行うべきものではない。
 必ず専門家に相談する必要があることは言うまでもない。

スズメの親子
スズメの親子 posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 23:53| 山口 | 新型インフルエンザ問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月17日

中国:新型インフル予防に漢方薬「板藍根」が人気という報道

中国:新型インフル予防に漢方薬「板藍根」が人気 という記事が5月16日に報道されているが、何もをいまさら、そんなの以前から現代中国では常識ではないか、と思う。

 日本人が驚いたように記事に書くほうが不思議でならない。

 漢方後進国の証拠で、いつまでも傷寒・金匱の時代から進歩が無い時代遅れの日本漢方のなれのはてで、昨今ではエビデンス漢方に邁進する幼稚な日本の漢方界なのである(苦笑。

夕刻曇天の雀
夕刻曇天の雀 posted by (C)ヒゲジジイ
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2009年04月28日

メキシコ発の新型インフルエンザの予防法私案

 あくまで中医学的な対処法私案であるが、もともと風邪やインフルエンザ予防法として実行している人がとても多い方法である。

 すでに常々書いて来たことだから、いまさら繰り返すまでもないのだが、基本はやはり銀翹散製剤の中でも優秀な製剤として有名な天津感冒片や涼解楽に板藍茶。

 日頃の予防としては手洗いやうがいは、ここで述べるまでもないだろうが、板藍茶で作ったお茶で、天津感冒片の1〜2錠を齧りながら咽喉に染ますように嚥下する方法を一日3回行うのがもっとも一般的である。(就寝前に四回目を行う人もいる。)

 天津感冒片を用いて咽喉にウイルスがつかないようにと、おまじないのようなやり方だが、実行している人はとても多い。

 気休め以上のことはあるだろう(苦笑。

遊び過ぎて風邪を引いたボクチン
遊び過ぎて風邪を引いたボクチン posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 21:33| 山口 | 新型インフルエンザ問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月18日

葛根湯が適応するときの絶対的な条件

 風邪の初期に葛根湯証を呈する人もいるにはいるが、葛根湯が使える初期症状には絶対的な条件が二つある。

 首の真裏を自分で揉んでみて「気持ちがよい」ということと、その「首の真裏を温めると気持ちがよい」という二つが揃わない限りは使用しても無意味だから、使用すべきでない。

 人に揉んでもらうと気持ちがよい、というのはあてにならない。必ずみずから揉んでテストすることっ!

 どちらか一方だけしかないのに葛根湯を用いても効果がないどころか・・・

 たとえば、もしも首の真裏を揉んで気持ちがよくとも、そこを冷やしたほうが気持ちがよい場合に間違って葛根湯を服用しようものなら・・・

 合成医薬品ほどは怖くは無いとはいっても誤治であることに間違いない。
 軽度の副作用が出る可能性も大いにあり得る。

 また、咽喉腫痛を伴いながらも葛根湯証を呈する人も多いが、この場合に日本漢方でよく行われる葛根湯加桔梗石膏ではややピントがずれていることが多い。

 この場合は、葛根湯とともに適量の天津感冒片や涼解楽などの銀翹散製剤の適量(多過ぎてもまずい)を加えるのが順当であろう。板藍茶(板藍根エキスのお茶)で服用するのが、昨今では常識的になっているのではないだろうか。

 いずれにせよ、素人療法は禁物で、漢方薬に詳しい(といっても中医学や中草薬にも明るい)専門薬局などで相談して用いるべきである。
 素人療法は大怪我の元である。
posted by ヒゲジジイ at 20:26| 山口 ☔| 風邪・インフルエンザに対する漢方薬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月24日

ちょっとピンボケ

 久しぶりに更新する気になったのは連休のお陰で、やっぱり久しぶりでのんびりできたから。だから我が息子のボクチンのピンボケ写真を掲載して・・・IMGP4291aaa.JPG
 和んだところで、新型インフルエンザ問題である。一旦流行するととんでもない事態が生じるだろうという予測が昨今、しばしば報道されるようになった。

 タミフル耐性のウイルスだった場合は悲劇的であるが、そこで漢方薬は無効なのかどうかのとても気になる問題がある。
 とても難しい問題だと思うが、非力にしても涼解楽や天津感冒片などの銀翹散(ぎんぎょうさん)製剤や板藍根(板藍茶)が必須であろうことは想像に難くない。

 例外的に大量使用も必要であろうし、小陥胸湯や辛夷清肺湯など様々な方剤が駆使されねばならないだろうと想像しているが、みずからが感染してあっという間に・・・ということにでもなれば・・・もって瞑すべし。
posted by ヒゲジジイ at 01:42| 山口 ☁| 新型インフルエンザ問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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