インフルエンザに麻黄湯と決め込む日本漢方の危うさについて


参考ブログ:風邪やインフルエンザの漢方薬:漢方薬専門・村田漢方堂薬局(山口県下関市)の近況報告

2009年08月26日

現在急速に拡がっている新型インフルエンザの予防策

やっぱしウミネコ
やっぱしウミネコ posted by (C)ヒゲジジイ

 ここでは手洗いやうがいなど、一般常識的なことを述べるつもりはない。

 当方の地元近隣の会社や学校などでは新型インフルエンザ患者が続出する中、さいわいにも中医学的な予防方法を従来から実行されている常連さんやお馴染みさんたちの中には、いまだに感染者が出て来ない。

 現時点の情況を自慢げに書くと、そろそろどなたか感染した報告が出て来るやもしれないが、すでにこのブログでもしばしば記した銀翹散製剤の中でも最も優秀だと考える天津感冒片の少量を、中医学世界では常識中の常識である板藍根エキス製品の板藍茶で服用する。

 天津感冒片(銀翹散製剤)の効能は、

かぜによるのどの痛み・口(のど)のかわき・せき・頭痛。

 と記載されているが、一般の風邪はもとより各種インフルエンザにも、咽喉腫痛を伴うものにはよく奏功することが多いので、少量を常用することで予防に使用することも出来るのである。

鳶(トビ、トンビ)
鳶(トビ、トンビ) posted by (C)ヒゲジジイ



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posted by ヒゲジジイ at 22:51| 山口 ☀| 風邪・インフルエンザに対する漢方薬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月15日

葛根湯の御質問

ヤマトシジミ
ヤマトシジミ posted by (C)ヒゲジジイ

ブログへの転載の可否 : ブログへ転載を許可します
年齢: 60歳〜69歳の女性
御職業 : 会社員
簡単なご住所:関東地方
ご意見やご質問をどうぞ : お尋ねします。

 葛根湯を用いる際に,虚症,実証は関係ありますか。

 私は体質が弱く,虚症ですが,葛根湯を服用しても良いかお教えください。

赤とんぼの空中撮影
赤とんぼの空中撮影 posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:
日本漢方で言われる虚証と実証という概念が極めて杜撰で、体力がある人が実証というのなら、病気になるはずはありません。
 病気になってしまうからには虚証であってはじめて疾患が生じるはすのものです。
(専門的過ぎますが詳しくは⇒ http://murata-kanpo.ftw.jp/u48414.html

ともあれ、葛根湯証はしばしばブログでも述べていますように、

首の真裏を自分で揉んでみて「気持ちがよい」ということと、その「首の真裏を温めると気持ちがよい」という二つが揃わない限りは使用しても無意味だから、使用すべきでない。
 人に揉んでもらうと気持ちがよい、というのはあてにならない。必ずみずから揉んでテストすることっ!
葛根湯が適応するときの絶対的な条件

 ということに尽きます。これは急性の風邪症状の場合も慢性疾患の場合も同様です。

 但し、急性の風邪症状の場合は上記の現象と同時に「無汗」、つまり汗が出ないという条件も加わります。

 上記の条件が揃っていても、迂闊に使用しない方がよいケースがあり、明らかな心臓疾患や高血圧がひどい人達など。配合成分の麻黄(マオウ)や甘草(カンゾウ)が悪影響を生じる可能性があるからです。

 その意味では、処方の構成比率が葛根:麻黄:甘草=4:2:1の製剤を選択すべきで、葛根:麻黄:甘草=4:3:2の比率の配合では、やや副作用が生じやすい傾向にあります。

 ともあれ、葛根湯のようなありきたりな漢方薬でも使用方法には十分な注意が必要ですので、地元の専門家と相談して使用する必要があります。素人療法は怪我の元です。

 日本人には葛根湯が合う人はとても多く、適応証である場合はしばしば超速効が得られます。漢方薬の真の実力を発揮して喜ばれることが多い処方の一つですが、上記の諸条件が揃わないのに使用してもまったく無駄です。

ナナホシテントウ
ナナホシテントウ posted by (C)ヒゲジジイ


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2009年05月28日

意外に弱毒性なら早めに感染していたほうが有利?!

天津感冒片や涼解楽にも配合される金銀花
天津感冒片や涼解楽にも配合される金銀花 posted by (C)ヒゲジジイ

 厚生労働省の官僚によって強行された科学的根拠なき検疫の強行は、憲法第13条に抵触する可能性が大であるというニュースがm3.comから配信されているが、さもありなん、厚生労働省の官僚たちは憲法違反は常習的である。

 判決が下った過去の事例では薬局の距離制限が有名であるが、昨今では上記の検疫の強行のみならず、2年後の経過措置の後に実行されることになった省令による「医薬品の販売規制」は、憲法第22条の「営業の自由」を侵害する悪法であるとされ、実際に提訴されているので一年以内に判決が下される可能性も高い。

 それはともかく本題に入ると、新型インフルエンザは弱毒性であって幸いだが、秋以降の再度の流行時には毒性が高まっている可能性は否定できない。

 それゆえ、現在の弱毒性の時期に感染しておくのも免疫形成のためにはとても有利なことであるが、弱毒性と判明したので、後知恵(アトジエ)として言えることだ。
 あと知恵だとしても、真実であることは確かで、もしも秋以降に強毒性に変異した時点で感染するよりもはるかに有利であることは間違いない。

 但し、強毒性に変異すると決まったものではなく、逆にますます弱体化して、いつの間にか消滅してしまう可能性もあるのだから、ウイルス変異の予測のつかない難しさがあるようだ。

 蛇足ながら、マスクを求めて奔走する日本社会は、世界の笑いもののように発言する識者もいることを承知しておいてもよいだろう。

金銀花の雌蕊と雄蕊(隣の写真の等倍トリミング)
金銀花の雌蕊と雄蕊(隣の写真の等倍トリミング) posted by (C)ヒゲジジイ


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2009年05月25日

タミフルやリレンザ乱用の問題点

曇天のスズメ
曇天のスズメ posted by (C)ヒゲジジイ

 今回の新型インフルエンザ騒動では、結果的に弱毒性であり、高齢者の多くは免疫を保有しているタイプであるから、真の意味では新型とは言えないかもしれない新型である。

 弱毒性であり、なおかつタミフルやリレンザがよく奏功するからといって、日本のように予防的にまで使用されたりしていては、タミフル耐性を増産するばかりで、世界の顰蹙を買う事態になりかねない。

 愚策ばかり連発する厚生労働省の考えることだから危ういこと限りなし、である。
 マスクがさも予防に絶大なる効果があるがことく触れ回るレベルのお粗末な行政機関なのである。

 本当に必要とする強毒性のインフルエンザが流行したときにこそ備蓄しておいてほしいものである。

 今回は本音を書いた。
 地方の医療を崩壊させた確信犯的な厚生労働省は信用ならないからである。

 厚生労働省はある意味で反日組織であると考えれば、これまでの愚策の意味が納得できるかもしれない。

モンシロチョウが飛んでいましたっ
モンシロチョウが飛んでいましたっ posted by (C)ヒゲジジイ


posted by ヒゲジジイ at 01:18| 山口 ☀| 新型インフルエンザ問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月18日

新型インフルエンザはむしろ秋以降に警戒が必要かもしれない

 今回の新型インフルエンザは、タミフルやリレンザがよく奏功するそうだから、昨今タミフル耐性が増えている季節性のインフルエンザよりもマシかもしれない。

 それほど毒性も強くなさそうだし、いまのところ日本国内には重篤な患者さんはいないといわれる。

 まだまだ患者さんは増え続けるだろうが、むしろ警戒すべきは、インフルエンザウイルスが活発化しやすい秋以降だろうと予測する専門家も多いらしい。

 その頃には変異して毒性や伝染性がより強まったり、タミフルやリレンザに耐性が出来ないとも限らない。

 そのような場合に、漢方薬の役割はあるのかどうかの問題だか、すでにこのブログでは再三再四書いてきたつもりだから、屋上に屋を重ねるつもりは無い。

 むしろ専門家に少しヒントにしてもらいたいのは、随分以前に書いたので改定・増補すべき部分もあるが・・・

漢方薬による風邪・流感(インフルエンザ)の治療法私案

 このような様々なバリエーションは一つのサンプルに過ぎず、固定的な一定不変のものではないので、素人さんが勝手に行うべきものではない。
 必ず専門家に相談する必要があることは言うまでもない。

スズメの親子
スズメの親子 posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 23:53| 山口 | 新型インフルエンザ問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする