したがってタミフルも別に欲しいとは思わないし、ましてやインフルエンザ予防のワクチンは、これまでにも実際に副作用ばかりが目立って、明らかな予防になったという証拠もないので、絶対に受けるつもりもない。
ところが、鳥インフルエンザが変異して、人から人へと伝染するようなことになれば、そのウイルスの未知の毒性が恐いから、効力の優劣は予測できないものの、出来るだけタミフルも漢方薬と併用したいものだと考えている。
タミフルにもある様々な副作用のことを考えるよりも、新型インフルエンザの脅威のほうが、はるかに重大だと思うからである。
結論として、タミフルと漢方薬で治す。
自分が感染した場合は、そうするだろうということだ。
鳥インフルエンザから変異した新種のこの新型ウイルスに対するワクチンが出来たとしても、直ぐにウイルスは微妙に変異して、大した効力はないだろうと言われる専門家もいる。
ワクチンに関しては意外に副作用の問題もあるから、その時点で、ほんとうに効力がありそうかどうかを確認して考えるだろう。
タミフルだけは使用したいな〜と考えている訳である。
但し、何度もいうように、これは現在騒がれている鳥インフルエンザが流行して自分も感染した場合の想定である。
一般のインフルエンザなら、自分の場合は漢方薬以外は一切使用しないが、鳥インフルエンザが流行すれば、このときばかりはタミフルも、少しは役立つものなら、使いたいということだ。
もしも、無効だとわかればもちろん使用しないのは当然であるが、いまのところ少しは有効だろうという予測が立てられているからだ。
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