一部の記事には、大変説得力がある。
厚生労働省予測、死者64万人のことや、WHOが発表した最悪のシナリオの信憑性の薄さに対する論証や、現在問題視されているH5型鳥インフルエンザは、新型に変異しにくいことの証明など。
さらに、ワクチンの無効性およびその副作用問題。
タミフル問題は、死に到るほどの副作用は稀にしても、肝機能障害や白血球減少など、さまざまな副作用がある危険性の指摘など、一般の人には知られていない事実がしっかり書かれている。
知っているのは薬の専門家である薬剤師、および治療の第一線に立つ医師ばかりなのである。
確かに昨年、インフルエンザの予防接種をした方で、接種後より一ヶ月以上にわたって微熱と全身倦怠感で相談に見えた方がいたし、自己免疫疾患をかかえる若い女性が、インフルエンザの予防接種を受けたあくる日に、風邪様症状に見舞われて発熱し38度弱。
この方の常用の風邪薬、銀翹散製剤と参蘇飲などの併用で治したことがあった。
ともあれ、今回発見の週刊誌記事は、参考価値の高いものである。
【関連する記事】
- 日本の医療界は中国で抗ウイルス作用があるといわれる板藍根の研究をしてもよいのでは..
- 実際の新型インフルエンザに対する漢方薬の効果
- 新型インフルエンザにおいても傷寒から始まったに見えても速やかに温病に転化するケー..
- 意外に弱毒性なら早めに感染していたほうが有利?!
- タミフルやリレンザ乱用の問題点
- 新型インフルエンザはむしろ秋以降に警戒が必要かもしれない
- 中国:新型インフル予防に漢方薬「板藍根」が人気という報道
- メキシコ発の新型インフルエンザの予防法私案
- ちょっとピンボケ
- 新型インフルエンザの漢方的防御方法
- 新型インフルエンザに変異すると弱毒化する
- 壮大なデマかもしれない鳥インフルエンザ問題
- 新型インフルエンザで漢方薬はどの程度有効だろうか?
- 新型インフルエンザが日本に上陸したら漢方薬で治せますか?
- 鳥インフルエンザは人間の肺の奥に感染しやすい部分があるという河岡義裕・東大医科学..
- 産経新聞12月7日の「潮流」欄に鳥インフルエンザ問題を要約した貴重な参考記事を発..