インフルエンザに麻黄湯と決め込む日本漢方の危うさについて


参考ブログ:風邪やインフルエンザの漢方薬:漢方薬専門・村田漢方堂薬局(山口県下関市)の近況報告

2005年11月26日

漢方風邪薬の宣伝文句「青い風邪」「赤い風邪」って本当にあるのだろうか?

たしかに、寒気ゾクゾクして全身の節々が痛い、透明な鼻水サラサラの「青い風邪」と、咽喉が乾燥して痛く赤い顔した「赤い風邪」って言えば、いかにもきっぱりと分けられそうに見える。

漢方薬局などの風邪薬の宣伝文句によく使用される「青い風邪」や「赤い風邪」だが、そうはきっぱりと分けられるものではない。

青い風邪には、葛根湯や麻黄湯あるいは小青竜湯などが使われ、赤い風邪には銀翹散製剤というのが通り相場。

ところが、ことほど左様に截然と分けられるものではない。
最初は青い風邪から、すぐに赤い風邪に変わったり、あるいは青い風邪と赤い風邪が同居していたり、むしろこのような赤い風邪と青い風邪が混合していることのほうが断然多い。

だから、宣伝文句のようにきっぱりと分けてしまうから、治る風邪も治りにくい。

漢方医学や中医学は、それほどマニュアル化出来るほど単純ではないと思うのだが・・・・・

臨床の実際というのは、風邪や流感といえども、普遍性と特殊性という両面から考えて適切な漢方薬を考えなきゃ〜、つまり同じ風邪でも、やっぱり複雑多変であるって〜〜ことですよ。


【関連する記事】
posted by ヒゲジジイ at 17:54| 山口 ☀| 風邪・インフルエンザに対する漢方薬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。