インフルエンザに麻黄湯と決め込む日本漢方の危うさについて


参考ブログ:風邪やインフルエンザの漢方薬:漢方薬専門・村田漢方堂薬局(山口県下関市)の近況報告

2007年04月20日

葛根湯の評判

 相変わらず葛根湯使用経験者の体験談インタビューを継続している。
 風邪に素晴らしく良く効いたという印象を述懐される人は、相変わらず稀である。
 引き始めの極初期に使用して良かったと言う人は折々に遭遇するが、それ以上のものではない。

 葛根湯と鋏(はさみ) にもあるように、頚椎症などの様々な慢性疾患に応用範囲は極めて広く、葛根湯証を呈する慢性疾患に対する有用性ははかり知れない。
 ところが、本命の風邪やインフルエンザに対しては、多くの場合、ピンとはずれや空振りに終わることも多い現実がある。

 それらの理由は、これまでにもこのブログ内で縷々述べてきたはずである。


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posted by ヒゲジジイ at 00:22| 山口 | 風邪・インフルエンザに対する漢方薬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする