インフルエンザに麻黄湯と決め込む日本漢方の危うさについて


参考ブログ:風邪やインフルエンザの漢方薬:漢方薬専門・村田漢方堂薬局(山口県下関市)の近況報告

2007年02月15日

咽喉が弱い人には銀翹散製剤の錠剤の少量継続がもっとも有効のように思える

 長期間に亘り、多くの人に試みて評判がもっとも良い方法である。
 文字通り、咽喉の弱い人には銀翹散製剤(天津感冒片など)の少量継続がもっとも安上がりで有効な方法のように思える。咽喉のカサカサかんやヒリヒリ感、あるいは違和感でさえ、そのような咽喉の異常を訴える多くの人に高確率で有効である。

 その具体的な使用方法のコツは、たとえば天津感冒片を用いる場合、その1〜2錠をガジガジと噛んで一口ほどの水を含み、咽喉にまぶして留まるような、あるいは、うがいするような感じで飲み込む、という方法である。(あと味が悪ければさらに水を服用すればよい。
 毎回1錠を用いるなら、必要に応じて1日かなり頻繁に繰り返すことが出来る。(たとえば1回1錠なら1日8回など
 もう一つのコツは、就寝前にも1錠を上記の方法で服用しておくと起床時の咽喉の調子が良いと喜ばれることが多い。

 職業がら声を頻繁に使用する人から、おしゃべりが趣味の有閑夫人だかセレブだか知らないが、多くのおしゃべり好きな人の咽喉の異常には、日本古方派時代には麦門冬湯が有効で、多くの人に喜ばれてきた実績がある。

 しかしながら時代が変わって、中医方剤が日本に流通し始めた頃から、次第に朝鮮人参の配合された麦門冬湯が適応する人よりも、銀翹散製剤の少量が有効な慢性炎症性の咽喉異常を訴える人が増えているように思われる。

 おしゃべりや演説が好きな人は麦門冬湯もいいけど、節約可能な銀翹散製剤(天津感冒片)の少量を用いれば、風邪や流感予防にもなって一石三鳥となるはずである。
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posted by ヒゲジジイ at 02:39| 山口 ☀| お茶でもどうぞ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする