インフルエンザに麻黄湯と決め込む日本漢方の危うさについて


参考ブログ:風邪やインフルエンザの漢方薬:漢方薬専門・村田漢方堂薬局(山口県下関市)の近況報告

2006年12月16日

ノロウイルスの感染者がまだ現れない漢方薬局

 前回、筆者夫婦がノロウイルスに感染したらしい?話を書いたが、仕事上では誰もノロウイスル感染者がまだ現れない。インフルエンザが流行する年や、今回のようにノロウイスルなどが流行しだすと、いつも気がかりなのは筆者が経営する漢方専門薬局の御高齢の常連さんたちだが、若い人もふくめて今のところ誰も感染者がない。
 通常通り、一家の常備薬や漢方系の健康食品類の補充に来られるが、それぞれの常用方剤とともに銀翹散製剤(天津感冒片や涼解楽など)および板藍茶や白花蛇舌草の補充に皆さん余念がないので、いずれの常連さんにもノロウイスル感染の恐さとみずからの経験を話して注意を喚起しているが、誰一人今のところ感染者が出現しない。
 皆さん日頃から常に感染症予防に怠りないから、筆者のような紺屋の白袴とは違うようである。

 強いて言えば、数ヶ月前に直接来られて以後はメール相談に切り替えていた関東勢に突然の下痢に見舞われた人がお二人いてノロウイルスを否定できない。体質に合った漢方薬を常用していたので、下痢だけで終わった可能性がある。

 一般的に言える事は、体質に合った漢方薬を常用している人は、一体に流行性の感染症に罹る率はかなり低いように思われる。それだけ免疫を向上させているからだろう。
 70歳を越えた高齢者の常連さんがかなり多いが、めったなことで風邪や流感に罹らなくなっているし、今回のノロウイルスに感染する人も今のところ皆無ということなのである。
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posted by ヒゲジジイ at 13:51| 山口 ☁| お茶でもどうぞ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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