もともと蓄膿症で手術するほどだから、風邪が再発の引き金となりやすいことは当然であるが、そのような場合、いつも書いているように多くは辛夷清肺湯を主体とした方剤が中心になりやすかった。
しかしながら、本日の男性の場合は、7〜8年前にも確かめながら六回目で漸く決まった配合であった。
3年前にも鼻閉塞が再発した時も、同様の組み合わせで速治していたが、やや久しぶりなので、再度よく確認してみたが今回もこの組み合わせで、間違いなさそうであった。
弁証論治の詳細は省くものの、人間様の身体の微妙さが伺える配合となっている。
つまり、いずれの方剤がが欠けても、効果が激減してしまうのである。
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