インフルエンザに麻黄湯と決め込む日本漢方の危うさについて


参考ブログ:風邪やインフルエンザの漢方薬:漢方薬専門・村田漢方堂薬局(山口県下関市)の近況報告

2006年06月20日

冷房による頭痛に「かっこう正気散」

  とうとうエアコンによる冷房が欠かせない季節になってしまった。
 高齢の常連さんの中で、数年に一度は奇妙な頭痛を訴えて、さては脳卒中の前兆かと恐れおののかれる女性がおられるが、何のことはない、職業上、和服を着て正座し、長時間冷房のよく効いた室内に滞在することが多いので、冷房による血行障害から頭痛を来たすのである。

 このような時に欠かせない方剤が、かっこう正気散(かっこうしょうきさん)なのである。

 というのは何も「夏風邪」ということに拘る必要はなく、つまり特別に夏風邪を引いたという自覚がなくとも、冷房による様々な症状に欠かせないのが、このかっこう正気散なのですよ、ということなんですよ。

 また当然のことながらシツコイ夏風邪を引いた時などには、本方剤を中心に考えるべき時がとても多く、さらには猪苓湯を加えるべきときも多いので、特に留意すべきだ。
 これについてのお勉強には、差し当たりは
漢方薬:かっこうしょうきさん合猪苓湯の応用に書いている。
【関連する記事】
posted by ヒゲジジイ at 23:53| 山口 | 風邪・インフルエンザに対する漢方薬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする