インフルエンザに麻黄湯と決め込む日本漢方の危うさについて


参考ブログ:風邪やインフルエンザの漢方薬:漢方薬専門・村田漢方堂薬局(山口県下関市)の近況報告

2006年06月04日

温病学の名著《温熱経緯》について

 いつも馬鹿の一つ覚えのように書いてきた呉鞠通著『温病条弁』ばかりでなく、他にも重要な温病関連の書籍は多いのであった。

 《温熱経緯》は、一八〇八年に生まれ一八六七年に没した王士雄(字は孟英)が、一八五二年に編集・著述したもので、内経や傷寒論中の温病に関連した条文を経とし、葉天士(外感温熱篇)・陳平伯(外感温病篇)・薛生白(湿熱病篇)など諸家の説を緯とし、歴代の医家の見解を引用して、温病の病因病機・症候・診断・治療原則などを解明したばかりでなく、王孟英自身の臨床経験に基づき、温病を新感と伏気の二つの分類を前提とした弁証論治を提唱した。
 また、用薬上の原理や原則も検討しており、温病学説における系統的な総括を行ったものとしては歴史的に最初の著作であり、後学にとって大変重宝なものである。
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posted by ヒゲジジイ at 01:20| 山口 | お茶でもどうぞ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする