インフルエンザに麻黄湯と決め込む日本漢方の危うさについて


参考ブログ:風邪やインフルエンザの漢方薬:漢方薬専門・村田漢方堂薬局(山口県下関市)の近況報告

2006年04月12日

最終的には麦門冬湯と銀翹散製剤1錠の併用でほぼ治癒の目途

3月8日抗癌剤の点滴治療入院中からはじまった激しい咳嗽に銀翹散製剤で著効?にはじまった投稿から何度か続き、3月17日の投稿3月13日「3月8日:一ヵ月半続く咳嗽の続報」の4日後の結果に続く続報である。

その後、最後の仕上げに辛夷清肺湯を加え、銀翹散製剤との併用で落ち着くかに見えたが、野山の散策が祟って、再度発熱する風邪を引き添えてしまった。

直ぐに解熱するも、今度の咳嗽は夜中に咳き込んだときに嘔吐した。

大逆上気(だいぎゃくじょうき)の症候である。

それゆえ、最終的には麦門冬湯に少量の銀翹散製剤で八割がた回復して、現在、治療を徹底すべくこの組み合わせを継続中である。

但し、原疾患および肺の転移巣のこと、喀出する痰に血が混じることなどでまったく不安が無いわけでもないが、健康状態は日増しに好転している。

また、原疾患については専門医とも深い相談の上、すべては自己責任で手術を受けない決断で数年経過しているが、結果的には正しかったといえそうに推移している患者さんである。

もちろん、今回のような風邪関係の漢方薬ばかりでなく、それ相応の中草薬系のものを長く続けてもらっている。それゆえ、原疾患の進行をかなり食い止めている可能性が高いと思われ、また、もともと月に1〜2回は来られており、止まらない咳嗽がはじまってからは10日毎に見えているので、臨機応変の対処が出来ていると思われる。
【関連する記事】
posted by ヒゲジジイ at 13:03| 山口 ☁| 風邪・インフルエンザに対する漢方薬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする