インフルエンザに麻黄湯と決め込む日本漢方の危うさについて


参考ブログ:風邪やインフルエンザの漢方薬:漢方薬専門・村田漢方堂薬局(山口県下関市)の近況報告

2006年02月11日

本日午後7時、NHK教育チャンネルの「サイエンスZERO」で放映された漢方薬のお話!

前回の投稿で記したように本日放映された漢方薬のお話、しっかり見ましたよ!

葛根湯によってマウスのインフルエンザに効果があり、ウイルスに対する免疫を増強するIL12(インターロイキン12)が葛根湯によって増え、発熱を促進するIL1(インターロイキン1)が減少することで、能率よくマウスのインフルエンザが治癒に向かったという、驚くべき?発見というもの。

(その他の放送内容はすべて省略して、本ブログのテーマ、インフルエンザ関連の内容だけをホンの少々、感想を述べて、本日のブログを終えることにする。)

でもね〜〜〜、マウスでそれが証明されたところで、現実に人間様のインフルエンザにはほとんど効果がないのですよ、葛根湯では・・・・・exclamation

現実というのは冷厳なものです。

実際にその番組を見てから大いにコメントしたいものだが、マウスで証明されたところで、そのレベルの証明であれば、多くの生薬やキノコ類などで、マウスの段階では抗癌作用が証明された、というのと同レベルの話ではないだろうか?

と、この番組を拝見する前に書いたことは、やっぱり拝見後も、想像通りのことで、マウスなどを使って各種のキノコ類が、癌の阻止率が100パーセント近いだの、癌の縮小率がどうのというのとまったく同類じゃないのですか?

という感想を持っただけですよ。

続いて放映されたように、どんなに麻黄が試験管的にウイルスの増殖阻止に役立とうとも、現実の人間様のインフルエンザに効果が乏しいのだから、東洋医学の大原則である「弁証論治」の基本に戻る必要があるんぢゃ〜〜ないでしょうかexclamation&question

科学的検証も、もちろん決して無意味とは言いませんが、東洋医学、中医学の大原則、弁証論治なくして、どんな科学的な研究を行っても、砂上の楼閣ではないでしょうかね〜〜〜。

漢方薬には漢方薬の流儀というものがあるんじゃ〜〜ありませんかexclamation&question

本場の中国国内でさえ、中西医結合はどうもうまくいっていないらしい。

老中医のおこなう中国伝統医学、つまり純粋な中医学による弁証論治にもとづく治療方法が、やっぱり優れているという結論が出ているようですからね。


ともあれ、何だかとても淋しい番組でした。

弁証論治はおろか、随証治療さえほとんど、どこかえ吹っ飛んでいるような番組なんですからね。
【関連する記事】
posted by ヒゲジジイ at 22:33| 山口 ☔| 風邪・インフルエンザに対する漢方薬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする