インフルエンザに麻黄湯と決め込む日本漢方の危うさについて


参考ブログ:風邪やインフルエンザの漢方薬:漢方薬専門・村田漢方堂薬局(山口県下関市)の近況報告

2006年02月03日

常連さんで判明してきたインフルエンザ罹患率の相違

三十数年間の漢方専門薬局経営だから、とうぜん多くの常連さんがいるのだが、風邪やインフルエンザの漢方薬を常備している常連さんと、目的の慢性疾患用の漢方薬だけの常連さんと二手に分けることが出来る。

本ブログのタイトルに相応しい分類方法を取れば、

(1)合成医薬品に弱く、このために風邪やインフルエンザの漢方薬をほぼ完璧に常備されておられる常連さん。

(2)風邪薬の漢方薬として、銀翹散製剤だけを少量常備されている常連さん。

(3)慢性疾患の漢方薬だけの常連さんで、風邪やインフルエンザ関連の漢方薬を一切常備されていない常連さん。

ここ数日の間に(3)の慢性疾患だけの常連さんは、風邪や流感はすべて病院治療となっているが、この(3)の分類に該当する常連さんたちのインフルエンザに感染した報告がひっきりなしに入ってくる。
治った後の報告となっており、いずれもタミフルや解熱剤等の病院治療によっている。
当方で常用されている漢方薬を求めてやって来られた時点でも、まだインフルエンザの後遺症が残っている人も多い。

(2)の方も一部報告が入ったが、血液関係の問題もあるので風邪を引いたら銀翹散製剤を服用しつつも、即刻、病院に行き厳重な管理をしてもらうべき方たちで、インフルエンザに感染後にタミフル等の併用で、短期間に治っていた。

そして大変喜ばしいことに、(1)の風邪・インフルエンザ関連の漢方薬を多種類常備されているベテランの80代のご婦人方も含めて、微量の銀翹散製剤等を予防的に服用することで、いまのところ全員、インフルエンザに感染していないか、感染したかに見えても発熱も無く下痢症状だけで治癒している人も、少し前に本ブログで報告した通りである。

この(1)の分類の方達こそ、多くは病院のお薬に弱くて全く服用出来ない方、および風邪やインフルエンザにもともと罹りやすい体質で、西洋医学治療ではスッキリ治ったタメシがないので、漢方療法に専念されて来られた人などが含まれる。
それだけに、(3)の方達とは歴然とした違いが現れている現状である。


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posted by ヒゲジジイ at 09:59| 山口 ☁| 風邪・インフルエンザに対する漢方薬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする