常連さんになるにはやはり理由があって、合成医薬品に弱い方達ばかりだ。
一切服用出来ない、という方も多い。
それだけに皆さん真剣だから、インフルエンザの季節になると常備薬をしっかり保存しているだけではなかったのだった。
風邪・インフルエンザの常備薬の補充が極端に目立ったのは昨年暮れまでだったが、昨今も常時誰かが補充に見えられる。
その割には誰も本物に罹らないのは、銀翹散製剤などを微量ながら、常用しているからだった。
だから補充に余念がない。
引いたかい?とお聞きしても、インニャ〜〜

皆さん虚弱性においては人後に落ちないだけに、長年かかって小生と女性薬剤師による特訓により、多くをマスターしておられるとは言え、困った時には即電話、となるのだが、今年は不思議とその数がめっきり少ない。
その割には常備薬をよく買っていかれる。
アドバイスが徹底して来た証拠で、重症の時は病院に行ってタミフルもらえばイイかもよ、なんて冗談にでも言うと、逆に「トンンデモナイ

【関連する記事】
- 新型コロナウイルスや新型肺炎に対する漢方は
- 天津感冒片のトローチ的使用による節約方法
- 3月4月になって久しぶりに遭遇した麻黄湯証2例
- インフルエンザには麻黄湯と決め込む日本漢方の救いようがないレベルの低さ
- 既に黄色い鼻汁が出ているのに葛根湯を処方する医師たち
- 葛根湯証からはじまる常連さんやお馴染みさんの風邪や新型インフルエンザ
- 天津感冒片の上手な使い方のヒント:自験例
- 新型インフルエンザに対する漢方薬の可能性について
- 現在急速に拡がっている新型インフルエンザの予防策
- 葛根湯が適応するときの絶対的な条件
- 筆者13年ぶりの高熱体験記←もしかしてインフルエンザ?
- 強烈な悪寒(寒気)から始まる風邪でも温病のことが多い現実
- 東海地方のA型インフルエンザ流行地区からのおたより
- 風邪で発熱して最初から治るまで葛根湯証が継続するケースもある
- 新聞記事「インフルエンザに麻黄湯が副作用もなくタミフルなみにきく」というのは本当..
- 傷寒論医学の危うさについて
- 風邪や流感予防の漢方薬
- 銀翹散製剤の製品名は天津感冒片(てんしんかんぼうへん)や涼解楽(りょうかいらく)..
- 風邪でも体質によっては葛根湯証が継続し続ける人もある
- 雨に打たれて風邪を引き桂枝麻黄各半湯証