インフルエンザに麻黄湯と決め込む日本漢方の危うさについて


参考ブログ:風邪やインフルエンザの漢方薬:漢方薬専門・村田漢方堂薬局(山口県下関市)の近況報告

2006年01月07日

漢方医学の聖典『傷寒論』ばかりに頼っていては、風邪やインフルエンザは治せない

本日のタイトルは、中医学派にとっては当然であり、ほとんど誰も否定される先生はおられないはずである。

日本の漢方医学派というか、傷寒論医学を金科玉条とし、とりわけ急性疾患となればすべてを『傷寒論』に頼ろうとすることには、甚だ無理があり過ぎるということである。

傷寒論医学の六経弁証だけでは急性疾患を分析し、治療は出来ないということである。

「衛気営血弁証」などの温病学説にもとづく分析なくして、風邪やインフルエンザに限らず、多くの急性疾患を分析治療できるわけがない。

このような中医学では基本中の基本、基礎のまた基礎である概念を取り入れようとしない、つまり世界標準である中医学理論を取り入れることが出来ないのは、怠慢としかいいようがないかもしれない。

中医学理論を取り入れる困難の代替としての、エビデンス化という西洋医学の軍門に下ろうとする日本漢方のあり方は、真の意味の「伝統医学」の放棄に等しい問題であると、何十年も前から専門家の間では噂が絶えないのであるが、日本の漢方はどこへ行くことやら心配でならない。

と、これらの愚痴は本来

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で嘆くべきであった・・・バッド(下向き矢印)ダッシュ(走り出すさま)
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posted by ヒゲジジイ at 19:10| 山口 ☁| 風邪・インフルエンザに対する漢方薬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする